セミナー講師が大規模セミナーへ登壇する際に注意すべきポイント3つ

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先日、JimdoCafeの講師として大塚商会様主催のセミナーへ登壇しました。

日本を代表する大手企業主催とあって、参加予定は50名超え!しかもコンサートができるくらい広いホールでの開催でした。

「セミナー講師をやっている」というと「人前で話すの緊張しない?」「資料準備大変じゃない?」と色々質問を受けます。私も人前で話すことに慣れるのまでは本当に苦労しました。

どうやって話すことに慣れたか?というと、私は事前準備をしっかりすることで、自信をもって話せるようになりました。

セミナー講師という仕事は、事前準備が特に大切だと思います。事前準備が7割といって過言ではないです。ではどうやってその事前準備を進めたらよいでしょうか?

この記事では、セミナー講師に最低限必要な事前準備のノウハウをまとめています。大規模セミナーだけでなく、少人数制のセミナーでも役立つノウハウなので、ぜひチェックください。

セミナー資料は必ず第三者にチェックしてもらう

 

セミナーでは事前に2種類の資料を準備します。

・スライドに映す用の資料
・配布用の資料(スライドに映す用の資料の抜粋でOK)

これらの資料を準備したら、必ず第三者にチェックしてもらってコメントをもらいましょう。どんなに自信をもって作った資料でも、第三者から見ると足りない所がいっぱい見つかるものです。

 

伝えたいポイントを箇条書きでメモしておく

話す内容をすべてメモするのはNGです。メモを読み上げるだけでは、聞いている方は眠くなるだけです。「このスライドではこういう面白いエピソードを話そう」など、ポイントだけおさえたメモを用意しておきます。

観客の様子を見ながら、面白いエピソード・印象に残る話をすると、聞いている方を飽きさせずに最後まで話を聞いてもらいやすくなります。また、思わず「へえー!」となるような話を加えると、聞いている方の納得感が高まります。

残り時間が少なくなってくると、焦って話を進めがちですが、観客を置いて話をしては本末転倒です。「●●分までに、●●枚目のスライドを終えておく」など時間調節のメモも残しておくとよいです。

 

本番前にリハーサルをやっておく

実際に使うスライドが準備できたら、ストップウォッチで時間を計測しながらリハーサルをやってみます。(自分のデスクでやればOK)リハーサルをやると「ここは流れが悪い」というポイントが必ず見つかります。悪い部分が見つかったら、ストップウォッチを一旦止めて資料を修正します。修正が終わったら、リハーサルを再開します。

途中でスライドを修正すると、ストップウォッチで計測した時間=実際にセミナーで話す時間、となりませんが問題ありません。それよりも「流れが悪い」ポイントを見つけることを優先させます。

ここでいう「流れが悪い」とは

・説明や裏付けが不十分で納得感がでていない
・単調なスライドが続く

ということです。特に「納得感がでていない」部分は重点的に直しましょう。「この講師の言っていること本当なの?」「説明されたけどよくわからない」という気持ちのままセミナーを終えると聞いている方は満足感が得られません。

聞いている方が「このセミナーを聞いたおかげで一歩進み出せそうだ!」という気持ちになるように、資料は何度もチェックしましょう。ただスライドを眺めるのではなく、リハーサル形式で資料をチェックすると、資料の悪い部分がよく見えてきます。

 

まとめ

上記の3つのポイントをおさえることで、当日自信をもって登壇することができます。「ここまで準備したんだから、失敗してもいいや!」そのくらい思えると良いですね。

特に最後のリハーサルは必ず行ってください。「30分しゃべるから、1分×30ページ分スライドを用意すればいいや!」は危険です。1スライド1分というのは、あくまで目安であって、セミナーの内容によってスライドの枚数は大幅に変わってきます。

1スライド1分を目安にスライドを作成したとしたら、それは非常につまらない内容になっている可能性があると思っていいです。「聞く人に何を伝えたいか?」「聞く人は何を求めているか?」そういったことを大切にしながら事前準備を行ってくださいね。

 

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